ヌプリロ

とりあえず記録、駄文すら書くこともなくなった

蛇イチゴ感想

蛇イチゴ感想
◎リストラされて借金まみれの平泉成
◎松之助師匠の介護に疲れる大谷直子
◎痴呆症の松之助師匠が亡くなってお母さんいきいきしてるねとつみきみほに言われる大谷直子
◎最後つみきみほが走って帰るのを見た宮迫の表情と最後の意味のある笑み
◎香典泥棒の宮迫が家族を救ってくれると喜ぶ平泉成大谷直子に警察に突き出さないと私達も犯罪者になると言うつみきみほ
◎本当に○○くんのお母さんは病気じゃなかったんですかという生徒
◎ラストシーンで大谷直子か寝ているようにも自死したようにも見せる西川美和監督
◎ラストシーンは素晴らしき世界と全く同じ
◎宮迫は家族を救おうとしたのか騙そうとしたのかそれは宮迫にしかわからない
◎警察に突き出せばいいじゃないもうお母さんわからないつみきみほのしたいようにしたらいいわよという大谷直子
大谷直子が作った弁当を忘れる平泉成
◎お兄ちゃんは警察に突き出せばいいと言いながら宮迫の食べる夕食を用意するつみきみほ
◎警察に香典泥棒は○○小学校の裏にいますと警察に電話するつみきみほ
大谷直子はおそらくずっと我慢してきて平泉成の父親の松之助師匠の介護もしたのに家庭が壊れてしまっておかしくなる寸前までの演出だったのか
◎香典泥棒の宮迫が帰ってきて嬉しそうな大谷直子
◎私は人を騙したり絶対しないと言うつみきみほにカチンとくる宮迫

宮迫の飄々とした演技が悪い奴だが憎みきれない良い塩梅やし、家族の中で異彩放つ要領の良さが妙に清々しく、逞しくも見える。「あんたは無茶苦茶だけど面白い」と大谷直子演じる母が言うように欠落した人間への目が離せない感、道を踏み外した者への監督の多様な視点はこの頃から一貫してる。

その場その場で適応的に振る舞っていく、ホントがなければウソはないわけで、周治君にとっては、ホントというのが存在していないのかなと思います。

お兄ちゃんが現れず、このことが発覚していたら、この一家は下手すると一家心中していたと思うんです。お兄ちゃんが現れた、お兄ちゃんの存在によって家族がホンネをぶつけあう、醜く罵り合うことが始まる。そうすると新しく家族が再構成される余地が出てくる。

filmarks.com
www.ritsumeihuman.com